仕事内容となる運用

インフラエンジニアの方で、新たなクライアントに機器を運搬し、構築作業が終了した方もいると思います。企業側に収めることが出来ると、ホッとされる方も多いでしょう。しかし、インフラエンジニアに求められるのは納品だけではありません。

インフラエンジニアの場合には午前9時から午後6時まで仕事をすれば終りというものではありません。万が一、納品しているシステムなどに何か起こった場合には、いつでも対応することが求められます。システムは、24時間364日稼働することが求められますから、万が一、夜中にシステムトラブルなどが起きた場合には、その都度対応が求められることになります。ということは、24時間365日、いつ仕事が入るか分からない仕事ということ。

どういった呼び出しがあるかというと…
・障害対応
システムが作動しなくなってしまったりする場合には、対応が求められます。障害は、多くの人がアクセスしたことで怒ってしまうこともあれば、不適切なアクセスなどを行った際に起こるものとなります。

・キャパシティ管理
インフラ設計を行う際には、ある程度想定を行った上で作成していきます。アクセス数やデータ量なども考えて、設計を行っていくことになりますが、時にはこの想定以上のアクセスが来てしまうこともあり、トラブルとなってしまうこともあります。

このように、インフラエンジニアの方はインフラ構築をしたら、それでその仕事が終了というわけではなく、その後のサポートもしっかりと行っていくことが求められます。トラブルは、様々な原因により起こるものですし、いつ起こるか分からないものですから、トラブル時にはすぐに対応出来る様な体制を作っておくことも大切となるでしょう。